(金門7月3日中央社)金門県政府は2日、台湾の離島、金門・馬祖などと中国大陸の福建省を結ぶフェリーを利用した渡航ルート「小三通」の今年上半期の利用者が、前年同期比16%増の83万人に達し、2001年の開通以来最多を記録したと発表した。
同県は、中国大陸との交流強化に積極的に取り組んでおり、今年1月からは中国大陸からの旅行者を対象にしたアライバルビザに当たる制度も開始された。6月までの利用者は1万6000人に上っているという。
また、同県の陳福海県長は大陸での観光客誘致の活動を強化する姿勢を見せている。PRを行う対象を金門島対岸のアモイ(福建省)などから他の主要都市に拡大し、ツアー客だけでなくバックパッカーなどの個人旅行客も取り込みたい考え。
(編集:杉野浩司)
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