(台北 20日 中央社)台湾海峡に浮かぶ金門県で18日、風景を楽しみながら島内を走るイベント「ビレッジ・ラン」が開催され、中国大陸からの旅行者を含む約800人が参加した。
多くの人に多様な文化のある金門の美しさを知ってもらおうと開催。同県議会の謝東龍・副議長は「ビレッジ・ランはマラソンではなく、楽しく走るもの」と語る。沿道にはご当地グルメが食べられるコーナーが設けられ、参加者が足を止めて舌鼓を打った。
コースは酒造メーカーの金門酒廠旧工場や北門、各集落のほか、かつて航海時の目印とされていた文台宝塔や茅山塔などを経由。県政府観光処は金門島の親切さに触れ、文化や民俗面で交流が図れればとしている。
(黄慧敏/編集:齊藤啓介)
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