(金門 25日 中央社)小学生に郷土愛を育んでもらおうと、離島・金門県が子ども向けの観光ガイド養成キャンプを初めて実施し、この度5人のちびっこガイドが誕生した。5人は27日に陳福海県長の表彰を受けるほか、今後、同県観光処主催のイベントや観光地などで郷里の魅力をPRするチャンスを与えられる。
同処によると、キャンプに参加したのは台湾で新学年がスタートする9月に4~6年生に進級する子どもたち計22人。今月10~12日に行われた訓練ではベテランガイドから語りのスキルを学んだり、金門を代表する観光スポットでの実地訓練に臨んだりしながら観光客の立場から郷土を見ることを習得していったという。15日に選考が行われ、5人が最優秀ガイドに選ばれた。
陳美齢処長は、最初のうちはもじもじしたりつっかえたりしていたが、そのうち自信を持って話せるようになったと語り、子どもたちの成長を喜んだ。
(黄慧敏/編集:塚越西穂)
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