(台北 19日 中央社)今年1~8月に離島・金門県を観光目的で訪れた人のうち、中国人が25万人と、初めて台湾人(23万人)を上回ったことが分かった。同県が19日までに明らかにした。観光客と乗り継ぎ客を合わせた旅行者全体の数は、75万5353人と前年同期に比べて6%増えた。
金門を訪問する観光客は近年、全体的に増加している。2017年に同地を訪れた108万5456人のうち、78万9522人が観光客で、2015年の39万6418人からほぼ倍増した。
中国人客は15~17年、乗り継ぎ客が激減している一方で、観光客が増えつつあるという。
金門県政府観光処の陳美齢処長は、中国・福建省アモイなどと結ぶフェリーの利用促進に取り組むなど、今後も中国人客の取り込みを強化していく方針を示している。
(編集:羅友辰)
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