(金門 5日 中央社)台湾の離島と中国大陸を結ぶ渡航ルート「小三通」で金門県に出入境した旅客数が今月中にも累計2000万人を突破する見通しとなり、同県内の埠頭ではこれを祝うイベントが先月27日から今月1日まで実施された。1日のイベントに出席した楊鎮ゴ県長は、1000万人突破には13年近くを要したが、2000万人には5年余りで手が届くと喜びを示した。(ゴ=さんずいに吾)
小三通が開始されたのは2001年で、当初の年間利用者数は2万人強だった。その後徐々に数字を伸ばし、2013年には累計1000万人を達成。2000万人目は、今月7日前後に誕生すると予想されている。
楊氏は小三通の年間利用者数についても、昨年は過去最多の190万人となり、今年はこれをさらに上回る200万人が見込めると紹介。今後よりよい旅行の質を提供すると約束し、4年内に3000万人達成を目指したいと意気込んだ。
(黄慧敏/編集:塚越西穂)
|